ニューヨークから韓国・仁川を経由し、タイ・バンコクへ到着しました。
次のフィリピン行きの飛行機まで約39時間の乗り継ぎ時間があったため、市内へ出て観光することにしました。
タイはこれまでにも何度か訪れていますが、今回は以前から気になっていた**タラートノーイ(Talat Noi)**を訪れることにしました。
ホテルからGoogleマップを頼りに路線バスへ乗り、のんびりと街並みを眺めながら目的地へ向かいました。

39時間も待ち時間があるなら、空港にいるのはもったいない。バンコク観光を楽しむことにしました。
タラートノーイとは?
タラートノーイは、チャオプラヤー川沿いにある歴史ある街で、バンコク最古級の中華街の一つとして知られています。
古くから華僑が暮らし、自動車部品店や古い倉庫が建ち並ぶ一方で、おしゃれなカフェやウォールアートも増え、昔ながらの街並みと新しい文化が融合した人気の観光スポットです。
細い路地を歩いているだけでも、どこか懐かしい雰囲気があり、写真好きにも人気があります。
ソーンタイへ向かう
ソーンタイは、タラートノーイで人気のカフェ・ギャラリーの一つで、歴史ある建物をリノベーションしたおしゃれな空間として知られています。レトロな雰囲気の店内や、センスの良いインテリアが人気で、多くの観光客や地元の若者が訪れるスポットです。
私もぜひ立ち寄ってみたいと思い訪れましたが、残念ながらこの日は営業しておらず、店内へ入ることはできませんでした。
それでも趣のある建物は外観だけでも十分見応えがあり、「次回はぜひ中を見てみたい」と思える素敵な場所でした。


閉まっていて残念でしたが、『また来たい』と思わせてくれる雰囲気がありました。
「32Bar X」を訪問
続いて訪れたのは、チョコレート専門店**「32Bar X」**です。
店内へ入ると、かわいらしいデザインのチョコレートがたくさん並んでおり、見ているだけでも楽しい気分になりました。
一つひとつが丁寧に作られていて、お土産やプレゼントにも喜ばれそうなものばかりです。
今回は写真を撮りませんでしたが、おしゃれで落ち着いた店内の雰囲気がとても印象に残りました。
甘いものが好きな方はもちろん、タラートノーイを散策した際には、ぜひ立ち寄ってみてほしいお店です。


店内はかわいいチョコレートがいっぱい!写真を撮り忘れたのが少し心残りです。
自動車部品の街ならではの風景
タラートノーイを歩いていると、昔から営業している自動車部品店が数多く並んでいます。
街のあちこちには古いエンジンや部品を利用した椅子やオブジェが置かれており、この街ならではの景色を見ることができます。


古い部品がアートになるなんて、日本ではなかなか見られない光景でした。
ウォールアートと路地歩きを楽しむ
タラートノーイには有名なウォールアートが点在しています。
路地へ入るたびに新しい作品が現れ、歩くだけでもワクワクします。
観光地らしい賑やかさというより、地元の暮らしが感じられる落ち着いた雰囲気が魅力でした。



チャオプラヤー川を眺めながら夕食
散策を楽しんだ後は、チャオプラヤー川沿いにあるレストラン**「PRAIA」**で夕食をいただきました。
店内は落ち着いた雰囲気で、大きな窓からはチャオプラヤー川をゆったり眺めることができます。
私はせっかく川沿いのレストランに来たので、チャオプラヤー川を一望できる屋外席を選びました。
夕暮れに染まる景色を眺めながら、心地よい風を感じていると、旅の疲れも忘れてしまうような贅沢な時間が流れていきます。
私はビールとステーキを注文しました。
料金は約1,800円。
ニューヨーク旅行を終えたばかりだったこともあり、**「タイは本当に物価が安いなあ」**と改めて実感しました。
料理も美味しく、チャオプラヤー川の景色を眺めながらゆっくり食事ができる、とても満足度の高いレストランでした。





この景色でビールとステーキが約1,800円。ニューヨークの物価を体験した直後だったので、思わず『安い!』と感じました。
思いがけない素敵な出会い
食事を楽しんでいると、隣の席に座っていた青年が笑顔で声をかけてくれました。
「Sir!」
そして、
「私もビールを飲んでいます。一緒に乾杯しましょう。」
と言ってくれました。
こうして自然に会話が始まりました。
彼はアメリカ人で、名前はヘンリー君。
18歳の大学生で、経営学を学んでいるそうです。
お父さんと二人で旅行に来ていました。
話をしていると突然、
「日本大学を知っていますか?」
と聞かれました。
私は少し驚きながら、
「もちろん知っていますよ。日本で最も学生数が多い大学です。実は私の孫も日本大学に通っていて、ラグビー部に所属しています。」
と答えると、今度はヘンリー君の方が驚いていました。
会話が弾んできたところで、私が以前ロサンゼルスを訪れたときに疑問に思っていたことを聞いてみました。
「ロサンゼルスでは、英語ではなくスペイン語を話している人をたくさん見かけました。なぜですか?」
するとヘンリー君は、
「ロサンゼルスはメキシコとの国境に近く、メキシコ系の人がとても多く暮らしているからだと思います。」
と教えてくれました。
なるほど、と納得しました。旅先では街の様子を見て不思議に思うことがありますが、現地の人に直接聞くことで、その土地ならではの背景を知ることができるのも旅の楽しさだと感じました。
その後、一緒に来ていたお父さんとも話が弾みました。
お父さんは日本が大好きで、日本人の友人もたくさんいるそうです。
毎年、北海道へスキー旅行に来ているとのことでした。
国籍も年齢も違いますが、旅先だからこそ生まれる出会いがあります。
最後はFacebookを交換し、記念写真を撮って別れました。
ほんの短い時間でしたが、とても心に残る素敵なひとときとなりました。



海外一人旅の魅力は観光だけではありません。こうした偶然の出会いが、一番の思い出になることもあります。
まとめ
ニューヨークからフィリピンへ向かう途中、39時間のトランジットを利用して訪れたタラートノーイ。
歴史ある街並みやウォールアート、おしゃれなカフェ、チャオプラヤー川を眺めながらの食事など、歩くだけでも十分に楽しめる魅力的な街でした。
そして何より印象に残ったのは、ヘンリー君親子との思いがけない出会いです。
旅先では予定していなかった出来事が、最高の思い出になることがあります。
バンコクを訪れる機会があれば、ぜひタラートノーイをゆっくり歩いてみてください。
きっと、あなただけの素敵な出会いが待っているかもしれません。
次回の記事では、39時間のトランジット中に利用したドンムアン空港の「MAGIC FOOD POINT」を紹介します。空港で安く食事をする方法や、長時間乗り継ぎを快適に過ごすコツも詳しくお伝えします。





