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【77歳海外一人旅】スコータイ歴史公園を自転車で観光|世界遺産の見どころと行き方

こんにちは、クマ爺です。

私は退職後、LCCなどを利用しながら海外一人旅を続けています。

2023年1月、タイ北部にある世界遺産、スコータイ歴史公園を訪れました。中心部の遺跡はレンタサイクルで巡り、離れたワット・サパーンヒンへはトゥクトゥクを利用しました。

この記事では、バンコクからの行き方、宿泊したホテル、遺跡の巡り方、実際に見た寺院や仏像を写真とともに紹介します。

スコータイ歴史公園とは

スコータイは、13世紀に成立したスコータイ王朝の都として栄えた場所です。スコータイ歴史公園と周辺の遺跡群は、1991年に「古都スコータイと周辺の古都」として世界遺産に登録されました。

園内には仏塔や仏像、寺院跡が数多く残っています。以前訪れたアユタヤと比べると、私が訪れたときは観光客が少なく、静かな雰囲気の中で見学できました。

バンコクからスコータイへの行き方

バンコク市内から北バスターミナルへ行く場合は、BTSでモーチット駅まで行き、駅前からタクシーまたはGrabを利用する方法が分かりやすいです。

※BTSは、バンコク市内を走る高架鉄道(スカイトレイン)です。

北バスターミナルの正式名称は「バンコク・バスターミナル(チャトゥチャック)」で、一般には「モーチット2」と呼ばれています。

以前、BTSモーチット駅付近には「モーチット1」と呼ばれる旧バスターミナルがありましたが、現在は長距離バスターミナルとして使用されていません。

スコータイ行きのバスに乗る場合は、モーチット1ではなく、モーチット2へ向かいます。 BTSモーチット駅とモーチット2は約2km離れているため、荷物がある場合は無理に歩かず、タクシーかGrabを利用すると安心です。

スコータイ行きの長距離バスは、1日数便運行されています。ターミナル内の切符売り場で行き先を「スコータイ」と伝え、希望する便の切符を購入します。

運賃はバス会社や座席の種類によって異なりますが、片道およそ378~480バーツです。所要時間は、道路状況や利用する便によって異なりますが、約7~11時間です。

切符を購入したら、券面に記載されている乗り場番号を確認します。分からない場合は、係員に切符を見せて尋ねると安心です。

運行時刻や料金は変更されることがあるため、利用前に予約サイトまたはモーチット2の切符売り場で最新情報を確認してください。

私は、このバスに乗り約7時間をかけてスコータイ・バスターミナルに到着しました。

車内は冷房がよく効いており、後方にはトイレも設置されていました。長時間の移動でしたが、トイレがあると分かっていたので、比較的安心して過ごせました。

クマ爺
クマ爺

長距離バスでしたが、車内にトイレがあったので安心して移動できました。

宿泊したホテルはパイ・ スコータイ・ リゾート

宿泊したのは、スコータイ歴史公園へ移動しやすい場所にあるパイ・スコータイ・リゾートです。

スコータイ・バスターミナルからホテルまでは、トゥクトゥクを利用して移動しました。宿泊料金は、1泊約3,600円でした。

周辺は静かで、翌日の遺跡観光に備えてゆっくり休むことができました。

トゥクトゥクで歴史公園とワット・サパーンヒンへ

ホテルの前にはトゥクトゥクが待機していました。歴史公園と、中心部から少し離れたワット・サパーンヒンに行ってもらうことを伝え、乗車前に料金を交渉しました。

タイではトゥクトゥクにメーターが付いていないことも多いため、出発前に目的地と料金を確認しておくことが大切です。

クマ爺
クマ爺

歴史公園とワット・サパーンヒンまで行きたいことを最初に伝え、料金を決めてから乗りました。

歴史公園の中心部は自転車で巡るのがおすすめ

スコータイ歴史公園は広く、遺跡同士も離れているため、徒歩だけで回るのは大変です。

ワット・サパーンヒンへはトゥクトゥクを利用しましたが、歴史公園の中心部では自転車を借りて遺跡を巡りました。レンタサイクル店は歴史公園の周辺に数多くあり、手軽に自転車を借りられます。

好きな場所で自転車を止め、気になった遺跡をゆっくり見学できることが、レンタサイクルのよさです。平坦な道が多く、遺跡の間を自転車で走る時間も楽しめました。

ただし、日中は気温が高くなります。帽子や飲み物を用意し、無理をせず休憩しながら回ることが大切です。

スコータイ歴史公園の見どころと入場料

スコータイ歴史公園には、歴史を感じさせる寺院跡や仏像が数多く残されています。ここからは、実際に訪れた主な見どころを紹介します。

歴史公園の中央区域の入場料は、外国人1人100バーツでした。自転車で入場する場合は、別途10バーツが必要です。

※料金は変更される場合があります。

ワット・マハタート

歴史公園の中心部にあるワット・マハタートは、スコータイ王朝の王室寺院だったとされる大規模な遺跡です。

敷地内には仏塔、礼拝堂跡、柱、坐像、立像などが残り、見る方向によって景色が大きく変わります。一つの仏像だけを見るのではなく、レンガ造りの遺構や仏塔との組み合わせにも注目すると、かつての寺院の広さと荘厳さを感じられます。

レンガ造りの堂跡に残る立像仏

レンガ造りの堂跡に残る大きな立像仏。長い年月による損傷も、遺跡の歴史を伝えています。

崩れたレンガ壁に囲まれたスコータイの立像仏

堂の壁や屋根が失われても、仏像は今もその場所に立ち続けています。傷んだ部分を間近で見ると、遺跡が経てきた長い時間を感じました。

ワット・マハタートに残る坐像

ワット・マハタートでは、何体もの坐像を見ることができました。

柱に囲まれた仏像、レンガの仏塔を背にした仏像、少し奥まった場所に安置された仏像など、それぞれ表情や周囲の雰囲気が異なります。

礼拝堂跡の柱の向こうに座る仏像。正面から見ると、かつての建物の配置が想像できます。

ワット・マハタートの柱と正面に座る仏像

レンガ造りの遺構の奥に見える坐像。木陰との明暗が、静かな雰囲気をつくっていました。

スコータイのレンガ遺構の奥に安置された坐像

レンガの仏塔を背にした穏やかな表情の坐像。

レンガの仏塔を背に座るワット・マハタートの仏像

仏塔の前に安置された坐像。周囲に残る柱から、かつての堂の大きさが伝わります。

同じ寺院の中でも仏像の見え方は一つではありません。急いで通り過ぎず、少し離れたり角度を変えたりしながら眺めると、写真にもそれぞれ違った表情が残ります。

スコータイ美術を象徴する遊行仏

園内では、片足を前へ踏み出すような姿の遊行仏(歩く仏像)も見ることができました。

歩く姿を表した仏像はスコータイ美術を代表する特徴の一つです。細く伸びた手足と、やわらかく流れるような姿には、坐像とは違った美しさがあります。

一歩を踏み出す姿で表現された遊行仏。スコータイ美術らしい、しなやかな姿が印象に残りました。

ワット・シー・サワイ|3基の塔が並ぶ寺院

ワット・シー・サワイは、3基の塔が並ぶ姿が特徴的な寺院遺跡です。

スコータイのほかの寺院とは少し違う雰囲気があり、細かな装飾が残る塔を正面から見ると、その存在感に圧倒されます。

もとはヒンドゥー教寺院として造られ、後に仏教寺院へ変わったとされています。スコータイ王朝以前のクメール文化の影響を感じられる場所です。

ワット・シー・サワイの3基の塔。近くから見ると、表面に残る細かな装飾まで確認できます。

石畳と柱の間から眺めたワット・シー・サワイ。奥へ進むにつれて3基の塔が大きく見えてきます。

ワット・シー・チュム|巨大な坐像で知られる寺院

スコータイ観光で特に有名なのが、ワット・シー・チュムです。

堂内には、高さ約15メートルの巨大な坐像「プラ・アチャナ」が安置されています。

入口から中へ進むと、壁に囲まれた巨大な仏像が目の前に現れます。大きな仏像でありながら表情は穏やかで、不思議と心が落ち着きました。

クマ爺
クマ爺

入口を通って巨大な仏像が目の前に現れたときは、本当に驚きました。

ラームカムヘーン大王像

歴史公園内には、スコータイ王朝の発展に大きく貢献したラームカムヘーン大王の像があります。

ラームカムヘーン大王は、タイ文字の成立に関わった王として知られています。遺跡を見るだけでなく、スコータイ王朝の歴史を知るうえでも立ち寄りたい場所です。

ワット・サパーンヒン

続いて訪れたのが、丘の上にあるワット・サパーンヒンです。歴史公園の中心部から距離があるため、歴史公園からトゥクトゥクを利用しました。

石畳の坂道を歩いて登るため少し体力が必要ですが、高台からは周囲の景色を見渡すことができました。丘の上に立つ大きな立像仏も見応えがあります。

足元が滑りやすい場所もあるため、歩きやすい靴で訪れ、急がずゆっくり登るのがおすすめです。

実際に訪れて感じたスコータイの魅力

スコータイ歴史公園は、にぎやかな観光地というより、静かな環境の中で遺跡をじっくり見学できる場所でした。

自転車をこぎながら次の遺跡へ向かい、気になる場所で止まって見学する時間は、団体旅行とは違う一人旅ならではの楽しさがありました。

特にワット・マハタートでは、仏塔、柱、立像、坐像、遊行仏など、スコータイの歴史と美術を一か所でじっくり見ることができます。さらにワット・シー・サワイへ行くと、3基の塔が並ぶ独特の景観も楽しめました。

アユタヤとはまた違った落ち着きがあり、自然の中でゆっくり遺跡を巡りたい方にも向いている世界遺産だと思います。

まとめ

スコータイ歴史公園は、タイの歴史と文化を今に伝える世界遺産です。

園内は広いため、私は中心部をレンタサイクルで巡り、離れたワット・サパーンヒンへはトゥクトゥクを利用して正解だったと感じました。移動手段を使い分けたことで、無理をせず、自分のペースで遺跡を見学できたからです。

暑い時間帯を避け、水分補給をしながら無理のない予定で回れば、シニアの一人旅でも楽しめます。

77歳になった今でも、スコータイで過ごした静かな時間は、忘れられない旅の思い出の一つです。

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