いよいよロサンゼルス最後の観光へ出発です。
この日は地下鉄とバスを利用しながら、市内の人気観光スポットを巡りました。
映画の街・ハリウッド、日本文化が息づくリトル東京、絶景が広がるグリフィス天文台、そして夕暮れのサンタモニカ。
それぞれの魅力をご紹介します。
最終日の朝はコインランドリーへ
最終日の朝、私は汚れた衣類を洗濯するためコインランドリーに出かけました。
というのも私は荷物を少なくするため、着替えは必要最低限しか持って行きません。そのため、旅行中は現地で洗濯をするようにしています。
今回宿泊したホステルには洗濯機と乾燥機があり、利用できると思っていました。しかし、洗濯機の前には**「宿泊者使用禁止」**の張り紙があり、利用することができませんでした。

そこで、徒歩10分程度の場所にあるコインランドリーへ向かいました。

店内には多くの洗濯機と乾燥機が並び、地元の人たちが普段どおり利用しています。
初めて利用したため使い方が分からず、近くにいた利用者に尋ねると、とても親切に教えてくれました。

まず5ドル紙幣を25セント硬貨に両替し、その硬貨で洗濯機を動かします。約30分後に洗濯が終わると、再び5ドル紙幣を硬貨に両替して乾燥機を30分ほど利用しました。
洗剤代を含めると、洗濯と乾燥で合計約12ドルかかりました。

今回のロサンゼルス旅行で現金を使ったのは、このコインランドリーくらいです。それ以外は地下鉄やバス、食事や買い物まで、ほとんどすべてタッチ決済で済ませることができました。ロサンゼルスではキャッシュレス化がかなり進んでいることを実感しました。
最終日の朝、荷物を預けることができるのか?
コインランドリーで洗濯を終え、荷物の整理も完了しました。
チェックアウトの時間になり、最後のロサンゼルス観光へ出かけようと思いました。
しかし、このホステルにはフロント(受付)がありません。
実は今回の滞在中、ホステルの管理者とは、チェックインからチェックアウトまで一度も顔を合わせることがありませんでした。
「さて、荷物はどうしよう…」
しばらく考えました。
玄関はダイヤル式のオートロックになっており、宿泊者以外は簡単には入れません。また、他の宿泊者が私の荷物を持ち去ることも考えにくい状況でした。
思い切って私は、ホステルの談話室(共用スペース)に荷物を置いて出かけることにしました。
もちろん、不安はありました。
「本当に大丈夫だろうか?」
そんな気持ちを抱えながら、最後のロサンゼルス観光へ向かいました。
そして観光を終えてホステルへ戻ると…。
荷物は、出かけた時のまま無事に残っていました。
その瞬間、思わずホッとしました。
海外一人旅では、予定外の出来事や小さな不安に直面することがあります。
それでも、その場の状況を自分で判断し、行動することも、一人旅だからこそ味わえる貴重な経験だと感じました。
リトル東京で感動!大谷翔平選手の壁画が動き出すAR体験
ロサンゼルス観光で訪れたリトル東京。
ここには、日本人ならぜひ見ておきたい場所があります。
それが、都ホテルの壁面に描かれたドジャース・大谷翔平選手の巨大壁画です。

事前に友人から、
「都ホテルのロビーにあるQRコードを読み込み、その画面を壁画にかざすと、大谷選手が動き出すよ」
と教えてもらっていました。
私はその情報をもとに、実際にリトル東京を訪問しました。
現地でQRコードを読み込み、スマホの画面を壁画に向けてみると…。
なんと、本当に大谷選手が動き始めたのです!
バッティングをしたり、ピッチングをしたりする大谷選手の姿がスマホ画面に映し出され、思わず感動しました。
これはAR(拡張現実)を使った体験です。
壁画という現実の景色にスマホをかざすことで、デジタル映像が重なり、大谷選手が動いて見える仕組みになっています。
さらに驚いたことに、このAR体験は現地に行かなくても楽しむことができます。
ブログ内の大谷選手の壁画写真にQRコードを読み込み、スマホをかざすだけでも体験可能です。
ぜひ読者の皆さんも試してみてください。

また、現地で分かったことですが、わざわざ都ホテルのロビーまで行かなくてもAR体験ができます。
全米日系人博物館の入口にもQRコードが設置されています。
全米日系人博物館は、地下鉄駅を出て、目の前の信号を渡るとすぐ左側にあります。

入口の写真を目印にすれば、初めて訪れる方でも迷わず見つけることができます。
私はここでQRコードを発見しました。

さらに、スマホを向ける位置によって映像の見え方が変わります。
私が実際に試して、一番きれいに大谷選手の動きを楽しめた場所がこの位置でした。
リトル東京にある大谷翔平選手の壁画は、ただ見るだけの観光スポットではありません。
最新技術を使って、大谷選手が目の前で動き出す特別な体験ができる場所です。
ロサンゼルスを訪れる方は、ぜひリトル東京でこの感動を味わってみてください。
THE GETTYを訪れるも…独立記念日で休館
ロサンゼルスで楽しみにしていた観光スポットの一つが、世界的に有名な美術館「THE GETTY」です。
広大な敷地と美しい建物、そしてロサンゼルスの街を一望できる景色を楽しめる場所として、多くの観光客が訪れています。

ところが、私が訪れた日はアメリカの独立記念日でした。
入口まで行ってみると、なんと休館日。
「せっかく楽しみにしていたのに…」
少し残念な気持ちになりました。
しかし、外から見る建物の雰囲気や周囲の景色を楽しむことはできました。
海外一人旅では、時には予定外の出来事も起こります。
でも、その時の状況を受け入れ、次の行動を考えることも旅の楽しさの一つだと感じました。
ロサンゼルスを一望!グリフィス天文台へ
次に訪れたのが、グリフィス天文台です。
ここは映画やドラマのロケ地としても有名で、ロサンゼルスを代表する人気観光スポットの一つです。

ロサンゼルス市内を一望できる絶景スポット
天文台の展望スペースからは、ロサンゼルス市内を一望することができます。

高台から見下ろす景色はまさに絶景。
建物がどこまでも続くロサンゼルスの街並みを眺めながら、
「ロサンゼルスって本当に大きな街なんだ。」
と改めて実感しました。
ハリウッドサインはっきり見えなかったが
グリフィス天文台からは、世界的に有名な「HOLLYWOOD」のハリウッドサインを見ることができます。

私が訪れたのは夕方だったため、ハリウッドサインは思っていたほどはっきりとは見えませんでした。
それでも、テレビや映画で何度も目にしてきた本物を、自分の目で見ることができた感動は格別です。
「ついにロサンゼルスへ来たんだ。」
そんな思いが込み上げてきました。
映画の都・ハリウッドを歩く
ロサンゼルスと言えば、やはりハリウッド。

歩道には、有名な映画スターや歌手の名前が刻まれたウォーク・オブ・フェームが続いています。

中でも、マイケル・ジャクソンの名前が刻まれた場所には、多くの観光客が列を作り、順番に記念撮影をしていました。
テレビで何度も見た景色の中を実際に歩いていると思うと、不思議な気分になりました。
観光客でにぎわうハリウッドの街は活気にあふれ、ロサンゼルスらしい華やかな雰囲気を存分に味わうことができました。
高級ブランドが並ぶロデオドライブ
次に訪れたのは、ロデオドライブです。

世界的な高級ブランド店が立ち並び、まさにセレブの街という雰囲気でした。
私には買えるものはありませんでしたが(笑)、ショーウィンドウを眺めながら歩くだけでも十分楽しめました。
サンタモニカへ|ルート66の終点で感じたアメリカ
ロサンゼルス最後の観光地として訪れたのは、サンタモニカです。
太平洋に面した美しい海岸の街で、ロサンゼルスを代表する観光スポットの一つです。

海沿いにあるサンタモニカ・ピアは、多くの観光客でにぎわっていました。
そして、ここで見たかったものがあります。
それは、アメリカを代表する道路として有名なルート66の終点を示す「END OF THE TRAIL」の看板です。

多くの観光客が訪れ、記念撮影をする人気スポットになっています。
長い歴史を持つルート66の終点に立つと、
「アメリカまで来たんだな。」
そんな特別な気持ちになりました。
桟橋から太平洋を眺めながら、今回のロサンゼルス旅行を振り返りました。
ハリウッドの華やかな街並み、ロデオドライブの高級感、そして最後に訪れたサンタモニカの開放的な海。
短い滞在でしたが、ロサンゼルスという街のさまざまな魅力を感じることができました。
ロサンゼルス名物「Pink’s Hot Dogs」を味わう
ロサンゼルスと言えば、やはりハリウッド。
ウォーク・オブ・フェームを歩いた後、ハリウッド観光の途中で訪れたのが、老舗ホットドッグ店「Pink’s Hot Dogs」です。

お店の前に到着すると、多くの観光客の行列ができていました。
人気店とは聞いていましたが、その混雑ぶりには驚きました。
私も列に並び、待つこと約1時間。

ようやく念願のホットドッグを味わうことができました。
注文したのは、ホットドッグ、イカリングフライ、そしてコーラです。
合計金額は19ドル21セント。
日本円にすると決して安くはありませんが、ハリウッドの街で、世界中から訪れた観光客と一緒に並んで食べたことは、旅の良い思い出になりました。
観光地を見るだけでなく、現地の名物を実際に味わうことで、その街の雰囲気をより深く感じることができました。
ロサンゼルスの地下鉄・バスで感じた日本との違い
今回のロサンゼルス旅行では、移動手段として地下鉄やバスを利用しました。
観光地を巡るだけでは分からない、現地の生活や文化を感じることができ、とても印象に残りました。
バスの前に自転車ラックがある


まず驚いたのが、バスの前方に自転車を載せるラックが設置されていたことです。
自転車を利用する人が、バスと組み合わせて移動できる仕組みになっており、環境に配慮した交通スタイルを感じました。
降車の知らせ方が車両によって違う

日本のバスでは、降りる際にボタンを押すのが一般的です。
しかし、ロサンゼルスのバスには、窓際にあるひもを引いて降車を知らせるタイプがありました。

また、ひもではなく横のライン部分を押すタイプの車両もあり、同じバスでも仕組みが違うことに驚きました。
地下鉄で見た警備員

駅や車内では、拳銃を携帯した警備員を見かけました。
日本の公共交通機関ではあまり見ることのない光景で、治安対策や文化の違いを感じました。
地下鉄にも自転車スペースがある

地下鉄の車内には、自転車を持ち込めるスペースもありました。
自転車と公共交通機関を組み合わせて移動する人が多いことが分かり、ロサンゼルスらしい交通スタイルだと感じました。
地下鉄で見かけた犬
地下鉄では、盲導犬ではない犬を連れて乗車している人も多く見かけました。
日本とは違うペットとの暮らし方や、公共交通機関の利用文化を感じる場面でした。
英語とスペイン語のアナウンス
地下鉄の停車アナウンスでは、駅によって英語とスペイン語の案内が流れることがありました。
すべての駅ではありませんでしたが、スペイン語を話す人が多いロサンゼルスならではの特徴だと思いました。
海外旅行では、観光名所を見るだけでなく、実際に公共交通機関を利用することで、その街の日常や文化を知ることができます。
今回の地下鉄とバスの利用は、ロサンゼルスという街をより深く感じる貴重な経験になりました。
まとめ|77歳で挑戦したロサンゼルス一人旅
今回のロサンゼルス旅行では、初めて訪れる場所や、想像していなかった出来事がたくさんありました。
リトル東京で見た大谷翔平選手の壁画、ハリウッドの街並み、グリフィス天文台から眺めたロサンゼルスの景色、サンタモニカの海。
どの場所も、日本にいては感じることのできない、海外ならではの魅力にあふれていました。
一方で、独立記念日の休館、ドジャース観戦での暑さ、交通機関の違い、ホステルでの荷物管理など、予定通りにいかないこともありました。
しかし、その時の状況を自分で判断し、行動することも、一人旅の大きな楽しみの一つだと感じました。
77歳になった今でも、飛行機に乗り、現地の公共交通機関を利用し、知らない街を歩く。
今回の旅を通じて、年齢に関係なく、新しいことに挑戦する楽しさを改めて実感しました。
次の目的地はニューヨークです。
ロサンゼルスとはまた違った魅力を持つ大都会で、どんな出会いや発見が待っているのか。
次回は、ニューヨークでの一人旅の様子をお届けします。

