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【77歳国内旅行】江戸時代の町並みが残る関宿を歩く|見どころ・駐車場・足湯を紹介

三重県亀山市にある**関宿(せきじゅく)**を訪れました。

関宿は、東海道五十三次の47番目の宿場町です。東の追分から西の追分まで約1.8kmにわたって、江戸時代から明治時代の町家が残り、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

実際に歩いてみると、昔の建物が保存されているだけではなく、今も人々が暮らしている「生きた宿場町」だと感じました。

今回は、無料駐車場に車を置き、西追分や東追分、関宿旅籠玉屋歴史資料館、関まちなみ資料館などを巡りました。途中で古民家カフェや甘味処に立ち寄り、最後は足湯で疲れを癒やしました。

この記事では、77歳の私が実際に歩いて分かった関宿の見どころや休憩場所、駐車場について紹介します。

関宿観光駐車場

関宿に到着して、まず向かったのが関宿観光駐車場です。

観光地では駐車料金がかかることも多いのですが、ここは無料で利用できました。車で関宿を訪れる人にはありがたい駐車場です。

私が訪れたときも多くの車が止まっており、入口には「満車のときは土・日・祝日に限り、この奥の市職員駐車場をご利用ください」という案内がありました。

週末や祝日は混雑する可能性があるため、できれば早めに到着した方が安心です。

駐車場では、歩行を助けるシェアカートの無料貸し出しも行われていました。

関宿の町並みは約1.8km続いているため、往復するとかなりの距離になります。足腰に不安がある人にとって、このようなサービスがあるのは心強いと感じました。

関宿の町並みを歩く

駐車場から町並みに入ると、木造の町家が通りの両側に並んでいます。

派手な観光施設が続く場所ではありません。しかし、格子戸や虫籠窓(むしこまど)などが残る建物を眺めながら歩いていると、江戸時代の旅人が行き交った宿場町の雰囲気が伝わってきます。

関宿では今も住民の方が生活しています。写真を撮るときは、住宅の敷地に入ったり、住民の方を無断で撮影したりしないように気をつけました。

西追分(にしおいわけ)

西追分は関宿の西の入口にあり、東海道と大和・伊賀街道が分かれていた場所です。

ここから大和や伊賀方面へ向かう旅人も多く、関宿が交通の要衝として栄えたことが分かります。

分かれ道に立っていると、昔の旅人はどのような気持ちで次の目的地へ向かったのだろうかと想像が膨らみました。

東追分(ひがしおいわけ)

東追分は関宿の東の入口にあり、東海道と伊勢別街道が分岐していた場所です。

江戸方面から来た人は、そのまま東海道を西へ進むほか、ここから伊勢神宮を目指して伊勢別街道へ向かいました。

西追分と東追分の両方を訪れると、関宿が東海道を通る人だけでなく、大和・伊賀方面や伊勢方面へ向かう人々にとっても重要な場所だったことがよく分かります。

百六里庭(ひやくろくりてい)・眺関亭(ちょうかんてい)

関宿のほぼ中央にある休憩施設が百六里庭です。「百六里」という名前は、江戸から関宿までの距離に由来しています。

ベンチやトイレがあるため、長い町並みを歩く途中の休憩場所として便利でした。

百六里庭にある建物の2階が眺関亭です。階段を上ると、一直線に続く関宿の町並みを上から眺めることができます。

地上を歩いていると町並みの長さや構造が分かりにくいのですが、ここから眺めると、家々の屋根が旧東海道に沿って続いている様子がよく分かりました。

関宿旅籠玉屋歴史資料館

関宿の通りを歩いていると、存在感のある町家が目に入ります。ここが関宿旅籠玉屋歴史資料館です。

玉屋は、江戸時代に「関で泊まるなら鶴屋か玉屋」といわれた大旅籠の一つです。一度に約200人を収容できたとされ、現在は当時の旅籠建築や道具などを見学できる資料館になっています。

靴を脱いで中に入ると、土間や帳場、畳の部屋が残っています。

木の床を歩きながら、ここで旅人が宿泊の手続きをしていたのだろうと想像すると、昔の旅籠が身近に感じられました。

館内は外から想像する以上に奥行きがあります。広い畳の部屋を見ると、大勢の旅人が同じ建物に泊まっていた当時のにぎわいが目に浮かびます。

奥には格式のある部屋もあり、宿泊する人の身分によって使う部屋が異なっていたことが分かります。

館内には食器や膳、旅道具、生活用品なども展示されていました。

建物を見るだけでなく、当時の旅人がどのような道具を使い、どのように宿泊していたのかを知ることができます。関宿を訪れたら、ぜひ立ち寄りたい資料館です。

関まちなみ資料館

関まちなみ資料館は、関宿の町家を利用した資料館です。

館内で特に印象に残ったのが、関宿の町並みを再現した模型です。

通りの長さや建物の配置が一目で分かり、実際に歩いただけでは気づきにくかった町の構造を理解できました。

館内には、町家で使われていた生活道具も展示されています。

  • 箱階段
  • 銭箱・銭皿
  • 箪笥
  • 針台
  • 長火鉢

昔の道具を見ていると、この町で暮らしていた人々の生活が具体的に想像できます。

玉屋が「旅人の宿」を伝える資料館だとすれば、こちらは関宿で暮らした人々の生活と町並みを知ることができる施設です。両方を見学すると、関宿への理解がさらに深まりました。

高札場跡

関宿を歩いていると、見落としてしまいそうな場所に高札場跡があります。

高札場とは、幕府や藩が定めた法令や禁止事項などを、人々に知らせるための高札を掲げた場所です。

現在の掲示板のような役割を果たしていましたが、そこに書かれていたのは、当時の人々が守るべき重要な決まりでした。

多くの旅人が行き交う宿場町は、決まりや情報を広く伝えるのに適した場所です。

一見すると地味な史跡ですが、その役割を知ってから眺めると、旅人や住民が高札を確認していた当時の光景が思い浮かびました。

町並みに溶け込む百五銀行

歴史ある町並みの中で目に留まったのが、百五銀行 関支店です。

一見すると昔ながらの町家のようですが、よく見ると現役の銀行です。看板や建物の外観が周囲の町並みに調和しているため、知らなければ通り過ぎてしまいそうでした。

関宿は国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、歴史的な景観を守りながら、現在の生活が営まれています。この銀行も、関宿が単なる観光施設ではなく、人々が暮らす町であることを感じさせてくれました。

古民家カフェでひと休み

関宿には、古民家を活用したカフェや甘味処もあります。長い町並みを一度に歩こうとせず、途中で休憩を入れると無理なく散策できます。

艸艸庵(そうそうあん)

散策の途中で立ち寄ったのが、古民家カフェの艸艸庵です。

店内にはたくさんのカップが並んでおり、その中から自分の好きな器を選んでコーヒーを楽しめます。

落ち着いたジャズが流れる店内は、古民家の雰囲気によく合っていました。

私は**アメリカンコーヒー(600円)**を注文しました。すっきりと飲みやすく、歩き疲れた体を休めながら、ゆっくり味わうことができました。

※料金や営業日時は、訪問時から変更される場合があります。

小万茶屋(こまんちゃや)

甘いものが食べたくなり、小万茶屋にも立ち寄りました。

 

注文したのは**ぜんざい(1,000円)**です。

やさしい甘さのぜんざいは、歩き疲れた体にちょうどよく、ほっとする味でした。冬の関宿散策では、温かいぜんざいを食べながら休憩するのもよいと思います。

※料金や営業日時は、訪問時から変更される場合があります。

小萬の湯で足の疲れを癒やす

関宿をひと通り歩いたあと、関宿観光駐車場の東隣にある足湯施設小萬の湯に立ち寄りました。

クマ爺
クマ爺

長い町並みを歩いたあとの足湯は最高!

温かい湯に足を入れると、歩き続けた足の疲れがじんわりとほぐれていきました。

関宿は見どころが東西に広がっているため、無理をせず途中で休憩することが大切です。

散策の最後に足湯へ立ち寄ると、旅の余韻を味わいながらゆっくり休めます。

77歳の私が実際に歩いて感じたこと

関宿の魅力は、観光地化されすぎていないことです。

目立つ娯楽施設があるわけではありませんが、静かな町並みを歩き、旅籠や昔の生活道具を見ることで、江戸時代の旅を身近に感じることができました。

ただし、町並みは約1.8kmにわたって続きます。すべて歩く場合は往復の距離も考え、歩きやすい靴で訪れることをおすすめします。

77歳の私は、途中でカフェに入り、最後に足湯で休むことで、無理なく楽しむことができました。急いですべてを見ようとせず、自分の体力に合わせて歩くのがよいと思います。

まとめ

関宿は、江戸時代から明治時代の町並みが残る、東海道を代表する宿場町です。

  • 東海道と大和・伊賀街道が分かれた西追分
  • 東海道と伊勢別街道が分かれた東追分
  • 町並みを見渡せる眺関亭
  • 江戸時代の旅籠を見学できる関宿旅籠玉屋歴史資料館
  • 昔の暮らしが分かる関まちなみ資料館
  • 散策途中に休める古民家カフェや甘味処
  • 歩いたあとに利用したい小萬の湯

歴史に興味がある人はもちろん、昔ながらの町並みをゆっくり歩きたい人にもおすすめです。

海外旅行とは違った魅力がありますが、知らない町を歩き、その土地の歴史や暮らしに触れる楽しさは海外一人旅と同じです。

これからも海外旅行を中心にしながら、ときどき日本国内の旅も紹介していきたいと思います。

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