
次の旅を計画している方へ。
私がいつも使っている予約サイトを紹介します。参考になれば嬉しいです。

2025年7月、フィリピンのセブ島とボホール島を訪れました。
その旅の記録です。
※ブログ上の価格は旅行時のものです。
Diane Residences

ピア1からDiane Residencesまで、タクシーで135ペソ(約347円)でした。



Diane Residencesです。
1泊4,007円と格安でした。
立地は少し不便ですが、コストパフォーマンスが非常に高く、価格以上の高級感が味わえるホテルでした。
このホテルお薦めです。



ホテル2階の食堂で夕食をたべました。
料金は635ペソ(約1,632円)でバイキング形式でした。
料理の種類が豊富で、デザートも充実しており、こちらもお薦めです。
サン・ペドロ要塞

ホテルをチェックアウトし荷物をホテルに預け、タクシーでサン・ペドロ要塞へ向かいました。


入場料: 30ペソ(約77円)
開館時間: 午前8時〜午後7時です。




サン・ペドロ要塞は、1565年にスペイン人探検家 ミゲル・ロペス・デ・レガスピ によって建設が始められた、フィリピン最古の要塞の一つです。
当初は木造でしたが、後に石造りに改築され、スペイン軍の防衛拠点として利用されました。
形は三角形で、三つの角それぞれに砲台が設けられています。


要塞内は広すぎず、ゆっくり回っても30分ほどで見学できました。
石造りの壁や門をくぐると、400年以上前の歴史を感じる静かな空間が広がっていました。
サントニーニョ教会

サントニーニョ教会へは、歩いて向かいました。



サント・ニーニョ教会は、フィリピン最古のカトリック教会として知られるセブ市の代表的な宗教施設です。
ここには、フィリピンで最も古いキリスト教の聖像 「サント・ニーニョ像(幼きイエス像)」 が安置されています。
この像は、1521年に探検家 フェルディナンド・マゼラン がセブの王女フアナに贈ったもので、
その後、スペイン人が再上陸した際に奇跡的に焼け残って発見されたと伝えられています。


サント・ニーニョ教会を訪れると、外の喧騒とは別世界のような厳かな空気が漂っていました。
信者の方々がロウソクを灯しながら祈る姿を見て、この教会が単なる観光地ではなく、
今も多くの人々の信仰の中心にあることを強く感じました。
マゼランクロス

サントニーニョ教会からマゼランクロスへは、歩いて直ぐです。


サント・ニーニョ教会のすぐ隣に人だかりができている場所がありました。
ここが有名な「マゼランクロス」です。



小さな八角形の建物の中に入ると、中央に大きな十字架が立っています。
これが1521年、探検家フェルディナンド・マゼランがフィリピンに到着した際に建てたといわれる十字架です。
マゼランがセブの王ラジャ・フマボン夫妻や多くの人々をキリスト教に改宗させた記念として建てられたもので、フィリピンにおけるキリスト教の始まりを象徴する場所とされています。


天井を見上げると、マゼランが住民たちに洗礼を授けている様子が描かれたカラフルなフレスコ画が広がっており、歴史の一場面をそのまま見ているような感覚になります。
観光客だけでなく、地元の人々も祈りを捧げに訪れており、信仰が今も生き続けていることを感じました。

この十字架は、あまりにも多くの人が「奇跡の力がある」と信じて木片を削り取ったため、現在は外側を木のケースで覆って保護しているそうです。
歴史と信仰の深さを同時に感じられる、印象的なスポットでした。
セブ道教寺院(タオイストテンプル)

セブ道教寺院へはタクシーで向かいました。


セブ市の高級住宅地ビバリーヒルズ地区に建つ「セブ道教寺院(タオイスト・テンプル)」は、1972年にセブ在住の中国人コミュニティによって建立された、中国の伝統建築様式が美しい寺院です。海を見下ろす丘の上にあり、セブ市街と海を一望できる絶景スポットとしても知られています。


見どころは、
1、中国風の建築様式
鮮やかな赤と緑の屋根、龍の装飾、塔や門など、中国本土の寺院を思わせるデザインが特徴です。
2、絶景の展望台
境内の高台からは、セブ市街とマクタン島まで見渡せるパノラマビューが楽しめます。





入場料:無料
開放時間:午前8時〜午後5時頃です。
Cebu IT Park Transport Terminal

Cebu IT Park Transport Terminalにはタクシーで向かいました。


シャトルバスです。
多くの人がバスを待っていました。

バス料金はシャトルバスと入場料込みで往復200ペソ(約525円)でした。
運行時間は始発が午前7時、最終便が深夜3時です。
混雑や定員オーバーで乗れない場合があり、実際に私は1台見送ることになりました。
※利用される際は、事前に「Tops Cebu Information」で最新情報を確認することをおすすめします。
Tops展望台

往復200ペソで入場料込みというのは、格安で、タクシー運転手との交渉も不要です。
本当におすすめです。
※夜間は頂上の気温が下がるため、上着を持参することをおすすめします。


円形構造、ベンチ、鐘(Bell)などがフォトスポットとして有名。訪問者はここで記念撮影をすることが多いです。
ベンチや小さな通路があるのでゆったり歩き回ることができ、自然の風を感じながらくつろげます。


施設内に軽食や飲み物が買える店があり、飲食をしながら景色を楽しむことができます。


夕暮れ時から夜にかけての時間帯に訪れる人が多く、セブ市街の灯りと海岸線のライトアップが美しいです。
セブ北バスターミナル

Tops展望台からCebu IT Park Transport Terminalを経由し、荷物を取りにDiane Residencesへ、その後セブ北バスターミナルへ向かいました。

Cebu IT Park Transport TerminalからDiane Residences、そしてセブ北バスターミナルまではタクシーを利用しました。
マクタン・セブ国際空港

往路と同じくセブ北バスターミナルから公共バスにて空港に向かいました。
まとめ

フィリピン・ビサヤ地方の中心にあるセブ島とボホール島は、まさに「常夏の楽園」と呼ぶにふさわしい場所でした。
セブ島では、マゼランクロスやサントニーニョ教会、サン・ペドロ要塞など、スペイン統治時代の名残を感じながら、
丘の上のトップス展望台から眺めた夜景は、セブの活気と美しさを象徴していました。
また、セブ道教寺院では、南国の空気の中に不思議と静けさが漂い、異国文化が共存するセブの多様性を実感しました。
一方、ボホール島では、自然の神秘と人々の素朴な暮らしに心が癒されました。
世界的に知られるチョコレートヒルズの絶景、ターシャ保護区で見た小さなメガネザルの可愛らしさ、バクラヨン教会など、どこか懐かしいフィリピンの原風景が広がっていました。
セブ島とボホール島は、都市の便利さと自然の雄大さが見事に調和した場所。
LCCを活用すれば手軽に訪れることができ、短い休暇でも南国の魅力を存分に味わえます。
旅の最後に感じたのは、「また必ず戻ってきたい」という素直な気持ちでした。
次に訪れるときは、ゆっくりと島時間を感じながら、
まだ見ぬ村やビーチを歩き、フィリピンの奥深い魅力をもっと探してみたいと思います。