
トルコから日本へ帰国する途中、ギリシャのアテネ国際空港で約24時間の乗り継ぎ時間がありました。
せっかくアテネまで来たのですから、空港で一日を過ごすだけではもったいありません。
そこで荷物を空港に預け、地下鉄を利用して、世界遺産のアクロポリスとパルテノン神殿を訪れました。
この記事では、アテネ国際空港の荷物一時預かり所、空港からアクロポリス駅までの行き方、実際に見学したパルテノン神殿について紹介します。
アテネ国際空港の荷物一時預かり所へ
アテネ市内へ出かける前に、まず空港内の荷物一時預かり所へ向かいました。

荷物を持ったままアテネ市内を歩くのは大変なので、空港で預かってもらうことにしました。

荷物一時預かり所は、アテネ国際空港の到着階にある「CARE4BAG Baggage Storage」です。私が利用したときは、空港1階の右端付近にありました。現在の空港公式サイトでは、**到着階の「Exit 1」**と案内されています。

こちらは、利用した当時の料金表です。

私の場合は、スモールサイズの荷物を12時間預けて9ユーロ(当時の換算で約1,547円)でした。
料金は荷物の大きさや預ける時間によって異なります。変更されることもあるため、利用時に現地の料金表を確認してください。
身軽になったところで、地下鉄を利用してアテネ市内へ向かいます。
アテネ国際空港からアクロポリス駅への行き方
アテネ国際空港からアクロポリスまでは、地下鉄を利用しました。
基本的なルートは次のとおりです。
アテネ国際空港駅
↓ 地下鉄3号線(ブルーライン)
シンタグマ駅
↓ 地下鉄2号線(レッドライン)
アクロポリス駅

乗り換えは一度だけなので、初めてでも比較的分かりやすいルートでした。
「Trains」の案内を目印に駅へ向かう


空港内には「Trains」と書かれた案内表示があります。
「Trains」の文字と矢印を目印に進むと、地下鉄の駅に到着します。
地下鉄3号線でシンタグマ駅へ

アテネ国際空港駅から、**地下鉄3号線(ブルーライン)**に乗車します。
そのままアテネ中心部にあるシンタグマ駅まで向かいます。地下鉄3号線は、アテネ国際空港とシンタグマ駅を直接結んでいます。
シンタグマ駅で地下鉄2号線に乗り換える

シンタグマ駅に到着したら、**地下鉄2号線(レッドライン)**に乗り換えます。
アクロポリス駅までは、シンタグマ駅から2駅です。
乗り換える際は、Elliniko方面の電車に乗ります。
地下鉄の運賃や運行時間は変更される場合があります。旅行前に、アテネ交通局の公式サイトなどで最新情報を確認してください。
アクロポリス駅から、パルテノン神殿があるアクロポリスの丘の入口までは徒歩約10分です。
ただし、丘の上までは坂道や滑りやすい石段があります。歩きやすく、靴底の滑りにくい靴がおすすめです。
アクロポリスの丘を歩いてパルテノン神殿へ

アクロポリスの丘に近づくと、写真の上方にパルテノン神殿が見えてきました。

長い間、写真やテレビで見てきたパルテノン神殿が目の前に現れ、気持ちが高まりました。

パルテノン神殿は、この丘の上にあります。
入口から神殿までは上り坂が続きます。急がず、周囲の景色を楽しみながらゆっくり歩きました。
夏のアテネは日差しが強いため、帽子、飲み水、暑さ対策も必要です。
パルテノン神殿

こちらが、パルテノン神殿です。
パルテノン神殿は、紀元前5世紀に、アテネの守護神である女神アテナを祀るために建てられました。

実際に目の前に立つと、写真で見る以上の大きさと存在感がありました。
大理石の柱が青空に映える姿は、まさに圧巻です。
神殿は長い歴史の中で大きな被害を受けましたが、現在も保存と修復の作業が続けられています。
工事中の部分もありましたが、それも含めて、長い歴史を未来へ残そうとしている「今のパルテノン神殿」の姿だと感じました。
女性像の柱で有名なエレクテイオン

こちらは、パルテノン神殿の近くにあるエレクテイオンです。
エレクテイオンは、屋根を支える女性像の柱「カリアティード」で知られています。

普通の柱ではなく、女性の姿をした像が建物を支えているのが印象的でした。
パルテノン神殿とは違った優雅さがあり、アクロポリスを代表する見どころの一つです。
ヘロデ・アッティコス音楽堂

こちらは、アクロポリスの丘の南西側にあるヘロデ・アッティコス音楽堂です。
ローマ時代に造られた半円形の野外音楽堂で、現在もコンサートや舞台公演などに使われています。
古代の建造物が、遺跡として保存されているだけでなく、現在も現役の会場として利用されていることに驚きました。
アクロポリスの丘から眺めるアテネの街

アクロポリスの丘に立つと、アテネの街並みが一面に広がっていました。
白い建物がどこまでも続き、その向こうには山々が見えます。

パルテノン神殿だけでなく、丘の上から眺めるアテネの街も忘れられない景色になりました。
約2500年前の人々も、この場所からアテネの街を眺めていたのでしょうか。
古代の遺跡と現代の街が同じ視界に入る光景を眺めていると、過去と現在がつながっているような不思議な感覚になりました。
アテネでの乗り継ぎ観光で注意したいこと
アテネ国際空港で長い乗り継ぎ時間がある場合は、市内観光を楽しむこともできます。
ただし、次の点には注意が必要です。
- 入国審査や荷物の受け取りに必要な時間
- 空港とアテネ市内を往復する時間
- 地下鉄の運行状況
- アクロポリスの入場時間
- 空港での保安検査や出国手続き
- 飛行機の搭乗開始時刻
私は約24時間の待ち時間があったため観光できましたが、乗り継ぎ時間が短い場合は無理をしないことが大切です。
遅くとも出発時刻の3時間前には空港へ戻れるように、余裕を持った予定を立てることをおすすめします。
アクロポリスは入場時間が指定される場合があるため、公式販売サイトで最新情報を確認しておくと安心です。
まとめ|24時間の乗り継ぎで憧れのパルテノン神殿へ
今回は、アテネ国際空港での約24時間の乗り継ぎ時間を利用して、パルテノン神殿を訪れました。
空港で荷物を預け、地下鉄3号線と2号線を乗り継げば、アクロポリス駅まで行くことができます。
実際に目の前で見たパルテノン神殿は、写真や映像からは伝わらないほどの大きさと存在感がありました。
長い年月を経た大理石の柱からは、古代ギリシャの歴史と建築技術の高さが伝わってきます。
保存工事中の部分もありましたが、それも「今も守られ続けている世界遺産」の姿として、貴重な光景だと感じました。

空港で24時間待つだけでなく、思い切ってアテネ市内へ出たことで、一生忘れられない体験ができました。
長時間の乗り継ぎがあり、時間に十分な余裕がある方は、アテネ市内まで足を延ばしてみてはいかがでしょうか。






