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タイの世界遺産・古都スコータイ訪問記

クマ爺
クマ爺

タイの歴史に触れる旅を計画していた私は、かねてから行きたいと思っていたスコータイを2023年1月に訪れました。スコータイは、タイの最初の独立王国であり、その豊かな歴史と文化は、ユネスコの世界遺産にも登録されています。

スコータイ歴史公園

行き方

バンコクの北バスターミナルからスコータイ行きのバスに乗りました。

車内は空調が効いており快適でした。後方にはトイレもありました。

ホテル

スコータイ歴史公園近くのホテルです。一泊3600円でした。

乗り物

ホテルの前で、ツクツクが待機していました。値段交渉をしてスコータイ歴史公園に向かいました。
スコータイ歴史公園でツクツクを利用する際、交渉のコツをいくつか挙げます。

  • 他のツクツクと比較する: 最初に提示された料金が高い場合、他のドライバーとも話をしてみると、交渉の余地が生まれます。
  • 事前に料金を調べる: 他の旅行者のブログやガイドブックで大まかな料金相場を確認しておくと、適正価格を把握しやすくなります。
  • 笑顔と丁寧さ: タイの人々は親切で礼儀を大切にするため、笑顔で接することが重要です。穏やかな態度で交渉すると、好意的に応じてくれることが多いです。
  • 現地の言葉を使う: 簡単なタイ語のフレーズ(「サワディー」「カップンカー」など)を使うと、好印象を与えられ、交渉がスムーズになります。
  • 事前に目的地を明確に伝える: 行きたい場所をしっかり伝え、時間や距離に応じた料金を提示してもらうことが重要です。
  • まとめて借りる: 1カ所だけでなく、数カ所訪れる場合や数時間の貸切にする場合、料金が割引されることが多いです。

スコータイ歴史公園

スコータイ歴史公園は、タイ北部に位置するスコータイ市にある重要な遺跡群です。この公園は、タイの初期の歴史と文化を物語る貴重な遺産で、ユネスコの世界遺産に登録されています。

概要

  • 位置: タイ北部、スコータイ市
  • 設立: 1988年にユネスコの世界遺産に登録
  • 面積: 約70平方キロメートル

歴史的背景

スコータイ王朝は、1238年から1438年まで存在したタイ最初の独立王国です。王朝の創設者はシー・インタラティット王で、スコータイはその首都として栄えました。スコータイ時代は、タイの文化、宗教、文学が大いに発展した時期であり、特にラームカムヘーン大王の治世(1279年-1298年)は黄金期とされています。

おすすめ

  • アクセス: 歴史公園内は自転車で回るのがおすすめです。公園周辺にはレンタサイクル店が沢山あります。私も自転車をレンタルして回りました。
  • 訪問の最適な時間: 朝早くや夕方は気温が低く、遺跡の景色も美しいのでおすすめです。

スコータイ歴史公園の写真

ワット・シー・チュム (Wat Si Chum)*

ワット・シー・チュムは、スコータイ歴史公園の有名な寺院で、その中心にある巨大な座像仏「アチアヤ・ブッダ(Phra Achana)」と呼ばれています。この仏像は高さ15メートル、幅11メートルあり、圧倒的な存在感がありました。

私が感嘆した点は以下の通りです:

  1. 巨大な仏像: ワット・シー・チュムの仏像は、その巨大さと穏やかな表情でした。
  2. 狭い通路: 仏像に至る通路は非常に狭く、突然広がる開けた空間に巨大な仏像が現れるという驚きです。この劇的な構造は、私に強い印象を残しました。
  3. 宗教的意義: 仏像は「アチアヤ・ブッダ(Phra Achana)」と呼ばれ、「動じない者」を意味しているそうです。

ワット・シー・チュムを訪れることで、スコータイ王国の偉大な遺産に触れるとともに、歴史と宗教の深い結びつきを感じることができます。この寺院は、スコータイ観光のハイライトの一つであり、私にとって忘れられない場所となりました。

ワット・シー・チュム
ワット・シー・チュム
ワット・シー・チュム
ムカムヘーン大王

ムカムヘーン大王像

ムカムヘーン大王(在位:1292年 – 1347年)は、スコータイ王国の第5代王で、タイの歴史において重要な人物です。彼は仏教の保護者として知られ、数多くの仏教寺院や記念碑を建設し、「トライ・プミ・プラクーン」という重要な仏教文書を執筆しました。彼の治世はスコータイ王国の最盛期であり、文化、芸術、宗教が大いに発展しました。

ワット・サパーンヒン(Wat Saphan Hin)

次に向かったのはワット・サパーンヒン(Wat Saphan Hin)です。

特徴と見どころ

  1. 高台に位置する:
    • ワット・サパーンヒンは高台に建てられており、参拝者は石段を登って寺院に到達します。石段は険しいですが、登り切った後の景色は素晴らしかったです。
  2. 立像の仏像:
    • ワット・サパーンヒンには大きな立像の仏像があり、これは「アティアムン」(Ati-Amun)呼ばれています。この仏像は高さ約12.5メートルです。
  3. 自然との調和:
    • 寺院は自然に囲まれており、静かで落ち着いた雰囲気が漂っていました。
この丘の上にあります。

訪れる際の注意点

  • 足元に注意:
    • 石段は滑りやすいことがあるため、しっかりとした靴を履いて登ることをおすすめします。
  • 水分補給:
    • 高台に登るため、水分補給を忘れないでください。

ワット・サパーンヒンは、スコータイの歴史と美しさを感じることができる素晴らしい場所です。ぜひ訪れてみてください。

まとめ

スコータイは、歴史と文化、自然の美しさを一度に楽しむことができる貴重な場所です。タイの文化を深く理解する絶好の機会であり、その美しい遺跡と温かい人々が印象的でした。スコータイを訪れることで、タイの歴史と文化に対する理解が深まり、忘れられない旅の思い出となりました。

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